Pinterestは、世界で月間5億人以上が利用する自社サービスの検索データをもとに、2026年のトレンドをまとめた年次レポート「Pinterest Predicts 2026」を公表しました。過去6年間で88%という高いトレンド的中率を持つ同レポートは、今後の消費行動を左右するZ世代の志向変化として、「アンビエント・カオス(情報過多なオンライン環境)の中での静かな自己探求」を中核テーマに掲げています。

レポートは、2026年を形づくる要因として「情緒的安らぎと帰属意識」「模倣からキュレーションへ」「現実に根ざした楽観主義」という3つのカルチャードライバーを提示。世界の月間アクティブユーザーの4人に1人がビンテージ収集などノスタルジックな活動を増やしたと回答し、Z世代・ミレニアルの4分の1超が手書きや手紙を再び取り入れていることから、アナログ回帰の傾向が読み取れるとしています。

また、Z世代ユーザーの約4割が「トレンドは創造性を刺激する」と答え、Pinterestを「発見」だけでなく「自分らしさをデザインする場」として利用。暖かい色に惹かれるユーザーが45%、住まいのリフレッシュが気分改善になると答えた人が26%とされ、インテリアを通じた心の安定志向も明らかになりました。Pinterestは、企業にとってZ世代の価値観に合わせた一貫したブランド姿勢が、発見から購買への転換に一層重要になると指摘しています。2026年は「バズ」よりも、内面を育てる個人的・持続的な創造性が中心になるとの見通しです。

【レポート情報】

Pinterest Predicts 2026 完全版

公開日:2025年12月10日

閲覧先:https://business.pinterest.com/ja/pinterest-predicts/about/

source: PR TIMES

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